猫とおえかきと東京巡り

愛猫の写真とイラスト、時々東京観光も書きます

ほら、ここにも猫(中世・昔話(日本)編)

『ほら、ここにも猫』・第430話「竜宮城」(The Palace Under the Sea)

猫が海の中にも乱入。 『ほら、ここにも猫』・第430話です。 最後に老人ではなく鶴になり、長寿を得るというパターンもあるのだとか。こちらの方が救いがある感じはします(鳥になるのがいいかどうかは別としても)

『ほら、ここにも猫』・第425話「スサノオ」(Susanoo(god in Japanese mythology))))

クシニャダヒメを助けるのかも。 『ほら、ここにも猫』・第425話です。 ここでは普通の箸を描きましたが、この時代は古代のピンセットみたいな形の箸を使っていたのだと考えられています。

『ほら、ここにも猫』・第414話「ネズミの嫁入り」(Marriage of a mouse)

むしろ太陽とか雲と結婚した方が大変そうですが。 『ほら、ここにも猫』・第414話です。 幸せは身近な所にあるという教訓。インドにも似た話があり、これが日本に伝わったのではないかという説も。

『ほら、ここにも猫』・第411話「暁の猫」(the cat of the morning)

「ひゃくにゃんいっしゅ」で生まれた設定を4コマにしました。 『ほら、ここにも猫』・第411話です。 朝に行くから「朝廷」と呼ばれるようになった通り、日の出は重要な時間。 猫は明け方やってきてそのまま眠るので羨ましい限り。

『ほら、ここにも猫』・第408話「節分のイワシ」(the close of winter(sardine=talisman))

イワシの頭をヒイラギに刺すってシュール。 『ほら、ここにも猫』・第408話です。 魚好きなら美味しそうな臭いだなあと思ってしまう所ですが。臭いの強い物は他にもありますが、イワシが身近な食べ物だったからでしょうか。

『ほら、ここにも猫』・第398話「羽衣伝説」(Hagoromo legend)

仲間の天女が救出しにくる、とかはなかったようで。 『ほら、ここにも猫』・第398話です。 天界あるいは異界から来た娘と人間の男が夫婦になるというストーリーは、様々な国に伝わっているようです。 羽衣をまとえば、猫も空を飛べるのかも。

『ほら、ここにも猫』・第349話「因幡の白兎」(The White Rabbit of Inaba)

黙っていた方が得をする事もあるんです。 『ほら、ここにも猫』・第349話です。 実際はワニがサメなのかワニなのかははっきりしていないそうです。日本にワニはいませんが、東南アジアからワニの話が伝わってきているという説も。

『ほら、ここにも猫』・第308話「かぐや姫」(Princess Kaguya)

この時代はねこは貴重な存在でした。 『ほら、ここにも猫』・第308話です。 この物語が書かれた時代と今とでは宇宙感が異なると思われますので、当時は月は地球の中にあったとされたのかもしれません。 地球そのものも、丸いとわかったのは近世以降ですしね。

2019残暑お見舞い

残暑お見舞い申し上げます。 2017の浴衣、2018の水着と来たので今年は日本の妖怪祭り。 日本の夏といえばおばけですね。日本の妖怪は怖いのもいるけど、どこか愛嬌があるのもいたりするところが面白いです。 中世日本編・江戸時代編・近世日本編合同。

『ほら、ここにも猫』・第278話「一寸法師」(Issunboshi:Japanese Fairy Tales))

一寸法師ならねこの背中やお腹をモフモフベットにできてうらやましい。 『ほら、ここにも猫』・第278話です。 水を飲むねこの手が、おわんの船で川を下っている一寸法師にぶつかりそうになりましたが、何とか避けられたようです。 小さなヒーロー、一寸法師…

『ほら、ここにも猫』・第247話「那須与一」

細かい装飾の書き込みでかなり時間がかかりました。 『ほら、ここにも猫』・第247話です。 作成日:2018/06/09 那須与一が平家の船に掲げられた扇を矢で射抜く時にねこが邪魔をしたのですが、矢は無事に扇に命中したようです。 那須与一は平安時代の平家物語…

『ほら、ここにも猫』・第205話「源氏物語(若紫)」

雀の子を、犬君が逃がしちゃったの。 『ほら、ここにも猫』・第205話です。 作成日:2017/06/30 光源氏が坊を覗いてみたら、おしりを向けていたねこが目の前にいたので、ねこのおしりの*印を見ることになってしまったのです。 源氏物語のヒロインともいうべ…

『ほら、ここにも猫』・第199話 「武者鎧」

中は空洞なんです。 『ほら、ここにも猫』・第199話です。 作成日:2017/05/05 飾り付けてあった武者鎧の中にねこがはいってしまったので、しっぽがでたり手が出たりして、奇妙な飾りつけになってしまったのです。 5月5日は端午の節句ですね。こいのぼりを…

『ほら、ここにも猫』・第166話 「桃太郎」

他のお供は、だんご1つで納得したのでしょうか。 『ほら、ここにも猫』・第166話です。 作成日:2017/02/06 実はねこも桃太郎の鬼退治に誘われたのですが、キビ団子に興味がなかったため、ねこが鬼が島へ行くことはなかったのです。 キビ団子も2種類ありま…

『ほら、ここにも猫』・第153話「さるかに合戦」

2016年、申年の終わりとして描いたものです。 『ほら、ここにも猫』・第153話です。 作成日:2016/12/31 ずるがしこい猿にけがをさせられたカニの仇を打つべく、力を合わせてカニの子供達や臼が猿を懲らしめた後、ねこも便乗して猿に攻撃を仕掛けたようです…

『ほら、ここにも猫』・第139話「金太郎」

金太郎は江戸時代の頃にも、すでに人気のお話として確立していました。 『ほら、ここにも猫』・第139話です。 作成日:2016/11/26 とても力持ちな金太郎は、赤ちゃんの頃からも重い臼を引きずってしまうほど力がありましたが、臼の中にねこが入ってしまうと…

『ほら、ここにも猫』・第119話「玉手箱」

81話のつづき。 『ほら、ここにも猫』・第119話です。 作成日:2016/10/09 竜宮城から戻ってきた浦島太郎があけた玉手箱で、ねこまで年を取ってしまったようですが、ねこの場合は毛並みをよく見ないと変化がわからないのです。 ねこも年を取ってくると人間と…

『ほら、ここにも猫』・第109話「中秋の名月」

国によって月に映るものが違いますよ。 『ほら、ここにも猫』・第109話です。 作成日:2016/09/12 月のうさぎがおもちをついているところにねこが乱入し、大騒ぎになっていることなどは、地上にいる人々はまったく知らないのです。 月のうさぎの話は仏教をわ…

『ほら、ここにも猫』・第89話「舌切り雀」

ある種の当たり。 『ほら、ここにも猫』・第89話です。 作成日:2016/07/21 よくばりおばあさんが持ち帰った大きなつづらには、スズメたちが恐れるあの生き物が入っていたようです。スズメたちにとっては恐怖なのかもしれません。 良く知られている日本のお…

『ほら、ここにも猫』・第81話「浦島太郎」

海を泳ぐ猫。 『ほら、ここにも猫』・第81話です。 作成日:2016/07/02 浦島太郎と一緒に亀に乗ったのはいいけれど、やっぱり海は嫌だったようです。 浦島太郎の物語はよく知られている昔話ではあるけれど、不思議な所がいっぱいありますよね。 何で海の中に…

『ほら、ここにも猫』・第49話 「おむすびころりん」

よくころがるおにぎりです 『ほら、ここにも猫』・第49話です。 作成日:2016/04/14 おむすびと一緒にねこが降りてきたので、穴の中には何もいなくなってしまったのでした。さすがのねずみもおにぎりには目もくれず、逃げ出してしまった様子。 こんな山の斜…

『ほら、ここにも猫』・第42話 「続・ウサギとカメ」

続編になりました。 『ほら、ここにも猫』・第42話です。 作成日:2016/03/29 カメの上にいた猫が素早くゴールしてしまったということで、たまにはちゃっかりしているのが勝ってしまうこともあるという意味になってしまうのです。 原作ではウサギさんにのろ…

『ほら、ここにも猫』・第41話 「ウサギとカメ」

次の42話と2話構成になります。 『ほら、ここにも猫』・第41話です。 作成日:2016/03/28 ウサギさんと一緒に寝ていたねこでしたが、カメさんの甲羅の上で昼寝を続けることにしたようです。 油断していると、どんな優れた能力を持っていてもチャンスを逃し…

『ほら、ここにも猫』・第37話 「うりこ姫」

あまのじゃくとうりこ姫、というタイトルが主流みたいです。 『ほら、ここにも猫』・第37話です。 作成日:2016/03/20 うりこ姫があまのじゃくに騙されて柿の木に縛りつけられても、猫には関心がないようで助ける気にもならなかったとか。 桃太郎やかぐや姫…

『ほら、ここにも猫』・第29話 「長髪」

ずるずると。 『ほら、ここにも猫』・第29話です。 作成日:2016/03/03 平安貴族の女性がとても髪の毛なので、じゃれたねこも一緒に引きずられてしまったようです。 作成日は雛祭りでしたので平安貴族を描いてみました。平安貴族の女性の美人の要件の1つで…