お題:勘違い
誰しも恥ずかしい思い出の1つや2つはあるだろうが、いまだに記憶に残る恥ずかしい思い出があります。
仕事場の休憩時間が終わり、事務所に戻ろうとすると自分に向かって手を振ってくる人に気付きました。
当時、派遣で某大手通信会社のコールセンターにいたので、フロアには何百人も人がいました。
だから同じフロアでも知らない顔も多かったのですが、自分と同じ部署の人にはちゃんと挨拶をしていました。
だから手を振ってくる人は、よく話をする同僚だと思って、手を振りかえしました。
ところがよく見ると手を振っていた人は全然知らない人で、どうやら私の後ろにいた人に手をふっていたらしい。
これは恥ずかしい!
自分は目が悪いのでメガネをかけてても人の顔がぼやけてしまうのですが、何となくりんかくが同僚に似ていて、手を振りかえさないと悪いと思ったのです。
もちろんその場は、間違えちゃったーな空気を醸し出しながら早々に立ち去りました。
手を振られた方も、何だろうと思ったでしょうな。