90話で出てきたのとは違う種類の宇宙人です。
『ほら、ここにも猫』・第132話です。
作成日:2016/11/11
1972年と1973年に打ち上げられた外惑星探査機、パイオニア10号と11号には宇宙人へのメッセージが記された金属板が取り付けられています。その金属板に描かれた動物代表のねこに、探査機を見つけた宇宙人もとりこになったようです。
ボイジャーよりももっと前に打ち上げられた探査機パイオニア10号と11号は、いまでは交信が途絶えて運用終了しているため、どこにいるのか確認することはできません。まだどこかに進んでいるかもしれないし、もしかしたら宇宙人に拾われた可能性も?
なお、後から打ち上げられたボイジャー1号がパイオニアを途中で抜かしているので、一番遠い場所にある探査機はボイジャー1号ということになります。
そのパイオニアに取り付けられた金属板には人間の男女や地球の位置、この探査機がどこから来たのかなどが描かれております。万が一宇宙人がパイオニアを拾ったとしても、その内容を理解してくれるかはわからないため、ロマンを込めて取り付けたものともいえるでしょうね。
ちなみに冥王星の撮影で話題になった探査機・ニューホライズンズはミッション後、地球からデジタルメッセージをこの探査機に向けて送信するという、ハイテク技術がつかわれるんだとか。
それからはやぶさ2号もついにリュウグウ到着ですね。宇宙探査ミッションはいつでもワクワクさせられます。