お題:星座
今描いている猫マンガ「ほら、ここにも猫」で、比較的登場頻度が高いのが宇宙物語編です。
こちらは宇宙にちなんだ物語の中に猫が登場するという設定で、今の所星座のはなしがほとんどなんですが、いずれもっと違う話も思っている所です。
この星座なんですが、書く回数が多いのは小学生の頃から私自身が星座が好きというのも影響しています。
星座が好きになったのはある出来事がきっかけでした。
昔住んでいた駅のそばに、子供向けのカルチャー施設があって、そこで色々な学習ができるエリアがありました。
例えば光が伝わる仕組みとか世界の民族音楽とか昆虫の世界とか、学習体験をして遊びながら、色々な仕組みや生物の事や世界の事などを知ることが出来ました。
そこに星座についての学ぶこのとの出来るコーナーがあり、クイズ形式で答え問題に出されている星座は何座なのかを答えるというものでした。
1つの星座に4つヒントがありその星座の季節や目立つ星の名前、そして最後にその星座の形が出てきて早く答えれば答えるほど、ポイントが高く高得点がとれるというものだったと思います。
まだ星座に興味なかった頃、面白半分でそのクイズをやっていました。ところが答えが全然わからない。たいていそういう所には、そのクイズを良く知っている子もいたりして、いつのまにかまわりに同じぐらいの年の子が集まっていました。
私がわからないと、まわりの子供達がこれは○○座だよー、とか答えてくるんですね。子供だから人がやっているものにも興味があったのでしょう。
そのうちまわりの子供達が答えを言うみたいな流れになってしまい、私は自力でまったく答えが出来ず、悔しい思いをしました。子供というのは遠慮ないですから、全然できないじゃん、みたいなことを言うんですね。それが悔しかったのです。
そのクイズを自力で答えたくて、その後親に頼んで星座図鑑を買ってもらいました。図鑑を読んでいるうちに、星座のことや星座にある様々な天体の事、星座に伝わる神話などを知り星座の世界にはまっていったのです。
もっと星座の事が知りたくなって、他の星座の本も買ってもらいました。
そして星座のことにすっかり詳しくなり、いつしか星座クイズはどの問題でも満点がとれるにまでになったのです。
きっかけはクイズで悔しい思いをしたことですが、そこで星座に興味をもったのはとても価値のある事でした。
今でも、あの時買ってもらった本はもってますよ。
これが私を星座の世界へ誘ってくれた図鑑。小学館発行です。子供向けにイラストも多く、観測の仕方や星座の話などが載っています。カバーが私の星座のしし座なのも気に入ってます。
買い物へ行った時、親が好きな本を買っていいよと言ったのでこの本を買いました。こちらは旺文社です。星座というか宇宙全般の図鑑です。
宇宙や星座のことも大分研究が進んでますから、この本自体はもう売ってないと思いますが、新しいものが毎年出されているのではないでしょうか。
天文学の歴史のところみると、ボイジャー2号が天王星に接近した所で終わってますし。冥王星なんて想像イラストしかないですしね。ハッブル宇宙望遠鏡も打ち上げ前でした。歴史を感じます。
これらの本がなかったら、星座物語編は生まれていなかったかも?