お題:しし座流星群
本日から18日にかけて、しし座流星群が見られる日。
久々に土日にかけてに当たり、観測としては日にち的によいですが、あいにく曇りの予報が出ているところが多くなっております。
東京はうすい雲がかかっており、隙間から空は見えるものの観測にはちょっと厳しいかなといったところです。最も自分のところは空が明るすぎて、そもそも観測に向かないのですが。
昔しし座流星群の大出現が予想された時がありました。
しし座流星群は数ある流星群の中でも最も規模が大きいものではありますが、その中でも大規模な予測がされた年がありました。
それなら見に行こうということで、まだ学生だった自分は友人数名と一緒に多摩川の河原へと向かいました。
友人の一人が持ってきたテントの中で待機。しかしこの寒さの上雨まで降ってきて、まわりに観測している人は誰もいない。仕方がなく近くの駅まで引き上げて、始発が始まるまでファミリーレストランで時間を過ごしました。
今思えば結構無茶なことしたなと思いますが、若さというのはそういう無謀なこともできてしまうのでしょう。
しかもそのあとそのまま学校へ行ったんだから相当なもんですな。
どちらにしても、その時は流星群はあまり出なかったそうです。日本での予測は外れ、ヨーロッパの方で大出現が見られたという悲しいオチで終わりました。
が、ここでは終わらず、流星群が見たかった自分は翌年もチャレンジしました。
もともとそれなりに規模が大きな流星群ですから、大出現でなくても見られるはず。
翌年は河原にはいかずに数人の友人と一緒に家の近くの広場で見ることにしました。翌年は天気に恵まれ、寒いことには変わりませんでしたがお酒なんかを買ってシートの上で待機。
結果、かなりの数の流星を見ることができました。大きな火球も見ることができて、まわりからおおーっと歓声が聞こえたりと、結構人も多い中での観測でした。
都心部ではあったので、山の上などに比べたら見えづらい点もあったと思いますが、前の年の悲しい観測を経験した分、良い思い出となりました。
しし座は自分の星座でもありますし、そういう思いでもあってほかの流星群よりも思い入れが強いです。
しし座流星群は33年ごとの大出現が予測されており、次の大出現は2033年~2035年ゴごろですが、この年はそこまでの大出現ではないとの予想も出ております。
次に大規模な出現が予測されているのは2094年とのことですが、さずがにそのころには自分は生きてないと思います。今年生まれた子でさえ、76歳になってしまうのですからね。
でも、2061年あたりになってくると地球ではなく、宇宙空間での観測もできる、なんてことにもなっているのかも?
流星群自体は地球の中でないとみられませんが、彗星やその他の惑星の動きなど、もっと高性能になっていることでしょう。
宇宙から見た、流星群が地球に降り注ぐ映像もおもしろそうです。
もしくは宇宙カメラがもっと高性能になって、家のパソコンやスマートフォンでリアルな映像が見られるかもしれません。今でもすでに宇宙カメラがありますからね。
今年は関東地方ではもともと観測の予測が良好ではなく、あいにくの天気なので、微妙かなあとも思いますけどね。