お題:雪
昨日ですが、東京でも雪がちらつきました。
降ったのは短時間だったようですが、本格的に冬到来を感じます。
大人は雪が降ってもあまり喜ばないでしょうが、雪が積もって喜ぶのはこどもたちでしょう。
特に東京あたりは雪が積もることは年1回あるかないかぐらいなので、珍しく思うのかもしれません。
関東で見る雪は、だいたい水分の多いべとっとした雪が多く、積もれば雪だるまをつくったりして遊ぶ子も多いです。
しかし、むかしアラスカで見た雪は東京で見る雪とは全然違うものでびっくりしたことがあります。
アラスカの真冬はかなり厳しく、外が天然の冷蔵庫です。
氷の像を置いておいても解けることはなく、形をとどめた氷の像をいくつもみかけました。関東であれば、翌日にはかなり解けてしまうことがほとんどですからね。
旅行で行った時こんなに雪が積もっているなら雪だるまでもつくってみようと思いたち、そこいらの雪をつかんでまるめようとしたところ、雪がサラサラすぎてまったくかたまらなかったのです。
その感触はまるで塩をつかんでいるようでした。砂みたいに水分がすくないため、このようにサラサラしてしまうんだとか。乾雪というそうです。スキーをするときにはこのような雪がベストだそうですが、本州だと人工でもない限りなかなかみかけることがありません。
アラスカでの雪だるまづくりは断念しましたが、日本の冬にはない多くのものを見ることが出来た貴重な旅行でした。
他にもいくつかの国へ旅行でいきましたけど、もう一回行くならやっぱりアラスカを選ぶなあ。
寒さは苦手なんですけどね。