お題:しぶんぎ座流星群
昨日はしぶんぎ座流星群がピークだったわけですが、我が家の周りは明るくビルも多いため、やっぱり見ることが出来ませんでした。
その前の日に大きな火球が出現したそうですね。西日本の方で見られたそうなので、我が家の方では見られなかった可能性は高いです。
しぶんぎ流星群との関係はまだわからないようですが、一瞬昼間のように明るくなり、爆音がしたとのこと。途中で燃え尽きてしまいましたが、もし住宅街に落ちてきたら結構な惨事になってしまった可能性もあります。
さてこのしぶんぎ座ですが、しぶんぎ座という星座自体は現在使われておらず、りゅう座という星座の範囲となっております。
しぶんぎというのは四分儀という空の角度を測る器具のことで、六分儀や八分儀というものもあり、六分儀のみろくぶんぎ座という名前で星座として残っています。
近世に作られた星座は、ろ座やけんびきょう座など当時の最新器材をモチーフにしたものも多いです。
流星は見られませんが、冬の大三角形ははっきりと見えました。シリウス・プロキオン・ベテルギウスであることは有名で、色の違いはあれども地球からはどれも同じような大きさに見えます。
実際のところ、シリウスが一番小さくプロキオンはシリウスよりひとまわり大きいぐらいですが、それでも太陽よりも少し大きめの星です。
しかしベテルギウスの大きさはケタ違いで、太陽の500倍ほどの大きさがあるそうです。太陽だって地球よりもずっと大きな星ですから、ベテルギウスの大きさといったらもう人間で考えられるスケールを超えてますね。
なおこれでもまだ小さいほうで、おおいぬ座VY星という恒星は太陽の1420倍もあるそうです。宇宙の大きさに比べると、人間なんて小さいものだということが改めて思い知らされます。