猫とおえかきと東京巡り

愛猫の写真とイラスト、時々東京観光も書きます

『ほら、ここにも猫』・第193話 「杞憂」

竜の絵、けっこう気に入ってます。

 

『ほら、ここにも猫』・第193話です。

 

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作成日:2017/04/19

 

古代の中国の杞の国にいた人が空が落ちてくると心配ばかりしてしていたので、ねこが板を倒した時は、ついに空が落ちてきたと驚いてしまったのです。

 

必要以上に心配ばかりすることを杞憂といいますが、その由来となった出来事です。

 

杞の国は殷王朝から周王朝あたりの時代に存在した国と言いますので、太公望さんが生きていた時代ということになりますね。

 

杞の国は小さな国だったようであまり資料がないため、どんな国だったのか詳しくはわからないようです。

 

空が落ちてくるというのはいささかイメージしにくいですが、古代中国の世界観では天を4本の柱が支えているというものでした。

 

この心配性の人は、柱が折れて空が落ちてきたらどうしよう、と心配していたようです。