猫とおえかきと東京巡り

愛猫の写真とイラスト、時々東京観光も書きます

『ほら、ここにも猫』・第106話「ダンクルオステウス」

わりとグロいことに。

 

『ほら、ここにも猫』・第106話です。

 

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作成日:2016/09/06

 

ダンクルオステウスがウミサソリを襲撃していても、陸地で昼寝をしているねこには、まったくもって関係のないことなのです。

 

時は3億7000年ほど前のデボン紀後期。魚の時代といわれるこのデボン紀の海の王者は、絶滅したグループの魚、板皮類のダンクルオステウスといわれております。

 

まるで甲冑のように頑丈な骨盤に覆われた頭と、ワニをも超えるすさまじい噛む力で、獲物を捕らえていたようです。ただ、その体からして、あまり速くは泳げなかったという説も。

 

板皮類はあまり長くは繁栄しなかったようで、デボン紀後期の大量絶滅で姿を消してしまいました。一説には、サメの先祖とも考えられております。