恋する冥王星。
『ほら、ここにも猫』・第22話です。
作成日:2016/02/18
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トンボー先生が冥王星を発見した時、そのそばには冥王星探索の未来を暗示するねこがいたようです。
このマンガを作成した2月18日は、1930年(昭和5年)にクライド・トンボーが冥王星を発見した日です。まだその頃は、冥王星そのもののはっきりした姿をとらえることは出来ませんでした。
アメリカの探査機、ニューホライズンズが冥王星のくっきりした写真を送ってきたのは、2015年7月13日のことです。それまではぼんやりした写真とか、想像のイラストの冥王星しかありませんでしたから、初めて映像を見た時には感激でした。
名逢瀬は太陽系の果てにある凍りついた寂しい星というイメージでしたが、ハートマークのついた、どこか可愛らしい星だったというのも意外な展開でしたね。
トンボー先生の遺灰の一部が探査機に搭載され、冥王星発見者が実際に冥王星に到着したというのもロマンがあります。
現在、ニューホライズンズはカイパーベルトに向かって進んでいるそうです。カイパーベルトやオールトの雲、天文好きなら名前を聞いたことがある天体ですが、実際の姿は謎に包まれています。
それらは一体どんな姿をしているのか、とても興味があります。