和名はゴキブリトンボ。
『ほら、ここにも猫』・第169話です。
作成日:2017/02/16
史上最大の昆虫でもあったメガネウラですが、ねこを持ち上げるには力がたりなかったようです。
時は2億9千万年前の石炭紀。
この時期の地球は酸素濃度が上昇し、いまよりも大きな体の巨大昆虫が繫栄していた時代です。
メガネウラは原始的なトンボですが、羽を広げた大きさは70センチもあったという、とんでもないビッグサイズです。実際の所は、他の昆虫などを捕獲して食べていたそうです。
まだ鳥もいなかった時代ですから、空は虫たちのものでした。ほかにも2メートル越えのムカデや10センチのゴキブリなど、虫嫌いがこの時代にタイムスリップしたら、気絶するかもしれません。
ちなみにメガネ・ウラではなく、メガ・ネウラです。眼鏡は関係ないのです。