変身にゃんこ(古代生物編)
カンブリア紀。 5つの目や長い口など、現在の生物とかけ離れた奇妙な姿であり、アノマロカリスの属するラディオドンタ類の近縁と考えられている。 あまりにもシュールな姿の為、復元図が学会に発表された際に会場が爆笑に包まれたというエピソードが残ってい…
白亜紀末期。 異常巻きアンモナイトの1種で、日本列島周辺に生息していた事から「日本の石」の意味の名前がつけられた。 殻は一見不規則だが一定の規則性を持つ。なぜこのような形になったかはわかっていない。
原始的な魚の仲間で、大きな目を持ち軟骨で形成された体で海底を泳いでいたと考えられている。 名前の由来は、前時代のスプリッギナに関係した生物と思われた事にちなむが、後に関連がない事がわかった。
三畳紀前期~白亜紀前期。 古代のサメで、サメの中でも原始的な特徴を持っていたとされている。淡水に棲んでいた種類もおり、二枚貝などを食べていたようだ。 日本でも歯の化石の発見されている。
エディアカラ紀。 5億年ほど前の軟体生物。名前は化石収集家に由来する。 殻を持っていたらしく、長い吻で海底を引っかいて餌を食べていたと考えられている。
中生代ジュラ紀後期~白亜紀前期。 別名、華美金鳳鳥(かびきんぽうちょう)。学名の意味は(金の鳳凰の羽毛)。 鳥とつくが鳥ではなく、鳥に近い羽毛恐竜の一種とされている。
中生代三畳紀~ジュラ紀前紀。 イクチオはラテン語で魚を表す。イルカに似ているが魚のような姿をした爬虫類である。 気候変動などで、恐竜絶滅よりも前に地球から姿を消したと考えられている。
カンブリア紀(約5億4200万年前~約4億8830万年前) 珍妙な姿をしている為、夢見心地という意味の学名がつけられた。かつての復元図は上下逆さまにされていた。 現在のカギムシやクマムシに近い仲間とされている。
カンブリア紀中期~石炭紀前期。 名前の由来は化石が書いた文字のような形をしているため。小さな個体が集まって構成されている群体をした生物と考えられている。 様々な形があり、当初は鉱物と考えられていた。
爬虫類エラスモサウルス科。白亜紀後期(約8500万年前)。 学名は発見者に由来。 日本で初めて発見された首長竜として有名で、映画「のび太の恐竜」のピー助のモデルにもなった。
鋏角類広翼目。オルドビス紀~ペルム紀末。 サソリとつくがクモやカブトガニに近い。1M~2.5Mの大型種も存在した。 シルル紀には海での食物連鎖の頂点だったが、ペルム紀末の大量絶滅により姿を消した。
エディアカラ生物群。先カンブリア紀約6億年前。 体長が1mほどにもなるが、厚さは3ミリほどしかないマットのような謎の生物。 長らく動物か植物か議論されていたが、2018年になり化石からコレステロールが発見されたことにより、動物である事がわかった。
エディアカラ生物群。先カンブリア紀約6億 - 5億5千万年前。 クラゲのような姿をしていたとされるが、消化器官がなく動物でも植物でもない生物。 この時代の生物は骨格や殻がない為化石が残りにくく、生態系も謎が多い。
竜盤類ブラキオサウルス科。ジュラ紀後期~白亜紀前期。 ブラキオは腕の意味で後足に比べ前足が長い。北アメリカに生息し映画「ジュラシックパーク」に登場しているので有名。 体重は30~50トンと陸上では最大クラス(近年はもっと重い種も発見されている)。
アンモナイト目。古生代シルル紀末期(デボン紀中期の説有)~中生代白亜紀末。 古代生物の代表で世界各地の海に生息しており、殻は化石として残りやすい為地層年代を確定する手がかりとして用いられる。 まるい猫のアンモニャイトの語源としても有名。
ABC順に様々な衣装にコスプレ猫さん達、7回目のスタートです。 今回からチャチャさん初登場です。 テーマは古代生物。かつての地球にいた生物たちです。その性質上、英語ではなく学名(ラテン語)の生物も登場します。 英語表記も色々あり、辞書などで調…