猫とおえかきと東京巡り

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初めて買ったクラシックは「組曲 惑星」

お題:クラシック

 

初めて買ったクラシックのCDアルバムはホルストの「惑星(組曲)」

であります。

 

かなり有名なクラシックでありますので、曲を聞いたことがある人も多いでしょう。

 

この組曲の1つ、「木星」をモチーフにした平原綾香さんによる「Jupiter」も有名であります。

 

惑星のテーマ曲のようですが、実際の惑星そのものではなく占星術の惑星であるため、

地球が入っていないのはそのためと言われています。

 

天文学としての星座と、占いとしての星座が別物であるのと同じですね。

 

なので、実際の惑星の特徴と組曲のそれぞれの惑星のテーマが一致してないのもそこからでしょう。

 

科学的な惑星の探査なんて、20世紀も後半になってからですからね。

 

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さてこの組曲の中で最も人気が高いのは、やはり木星ではないでしょうか。

 

快楽をもたらすもの、というテーマの通り明るく愉快なメロディーは聞いているだけで元気が出てきそうです。

 

そのテンポのよい曲の影響で、この組曲の中でも最も有名であります。

 

自分は木星も好きですが、一番好きなのは「天王星 魔術師」です。この魔術師は「魔法使いの弟子」に影響を受けているそうで、魔術師が魔法を使っているような壮大で不思議な感覚になることのできる曲となっています。

 

天王星を見てみたいと気になっているのもあるかもしれません。

 

また曲目に冥王星がないのは、この組曲が作られた1916年当時、まだ冥王星が発見されていなかったエピソードも有名です。

 

冥王星の発見は1930年ですからね。

 

今はこの冥王星も太陽系の外をまわる小さな惑星の1つとされ、準惑星という位置づけになりました。

 

もしホルストが現代に生きていたら、いったいどんな組曲・惑星を作曲するでしょうか。