猫とおえかきと東京巡り

愛猫の写真とイラスト、時々東京観光も書きます

お題絵日記『クライマックスから見る映画館』

お題:映画

 

今ではシネマコンプレックスが当たり前となり、1つの作品を見るのは1つのチケットが常識となりました。

 

基本的に同じ映画でも別の時間帯を見ることは出来ず、人気作品は1日に何度も客の入れ替えが行われます。

 

座席も指定席になっているため、人気作品で上映されたばかりの作品は満席になることもよくあることです。

 

入れ替え制でない映画館もありますが、都心部にある人が多い映画館では入れ替え制がほとんどのようです。

 

自分子供のころにはすでにシネコンはありました。ですがまだ入れ替え制ではなくて、座席は自由席になっていました。

 

つまり、最初の上映から最後の上映まで、ずっといてもOKだったわけです。ずっといた人もいたのではないでしょうか。

 

もう子供のころのことなので詳しい場所は忘れてしまいましたが、春休みになると横浜のどこかにあった映画館でドラえもんを見に行くのが春休みの恒例となっており楽しみにしていました。

 

昔隣に住んでいて、引越しをしてしまった幼馴染とその時に会えるのも楽しみでした。

 

しかし上記の通り、当時はまだ自由席が一般化しており、しかもドラえもんは春休みにやる映画でしたから結構映画館が混んでいました。

 

今ではまずありえませんけど、立ち見の人もいましたからね。

 

上映途中でも映画館にはいることができましたので、席を確保するために前の回の終わりごろに映画館に入り、席に座って最後まで見るというのがパターンになってました。

 

もちろんロビーで前の回が終わるまで待っている人もいましたけど、居座り続ける人も結構いたので席を確保するためにはそうするのが確実だったのです。

 

ドラえもんは90分前後、当時はほかの藤子不二雄さんの作品映画も同時上映してましたので、席を確保しないと2時間ぐらいは立ちっぱなしになってしまうわけです。

 

ということで、終わりごろに映画館にはいるわけですので、クライマックスから見ることになります。オチから読む漫画みたいな感覚になるわけです。なるべく見ないように、目隠しをしていたこともあった気がします。

 

f:id:nekonekomuseum:20181016223220j:plain

 

それでも映画は十分楽しむことができました。そんなことも含めて楽しみだったと思います。

 

今でも映画は時々行きます。最近みたのは「カメラを止めるな!」ですね。

 

今はネットで予約ができるから早くいって席を取る必要もないし、居座る人もいないので上映時間まで余裕があります。

 

また都心部の駅の近くにシネコンがあり、まわりに飲食店があることが多いので、食事を取る余裕もあります。

 

いつからかシネコンで見るのが当たり前になってきました。子供向け作品もシネコンでやってますから、スクリーンや時間帯によっては子供がたくさんいることもあります。

 

子供のころいった横浜の映画館がシネコンだったのか、単館だったのかは覚えていませんが、あの映画館の風景が懐かしくもあります。