お題:おばけのQ太郎・わんわんパニック
第二回ゲームの思い出。今回は1985年バンダイより発売のゲーム。
名前の通り、藤子不二雄先生の漫画「オバケのQ太郎」原作のゲームです。
全部で12ステージあったと思いますが、自分はクリアできず挫折しました。
制限時間内にゴールまでたどり着き、目的のキャラに会うことが出来ればクリア。その他にもう1つ、お腹のヘリ具合を現すゲージがあり、このゲージが0になるとタイムが残っていてもミスとなります。
お腹の減り具合はゲームスタート時から徐々に減っていくのですが、ステージにある食べ物をとると少しだけゲージが戻ります。
この腹減り具合は、くいしんぼうという原作のQちゃんのキャラ設定を反映しているものだと思います。
街の中に食べ物が浮かんでいる光景は、子供にとってはとても楽しいものに映りました。
が、しかし、難易度は激ムズです。
先日のアトムの比ではありません。
食べ物をとればお腹の減り具合のゲージは回復するのですが、ステージ後半になると食べ物が少なくなっていき、しばらく食べ物がない区間も存在しています。
さらにQちゃんらしく飛ぶこともできるのですが、飛ぶとこの腹減りゲージがあっというまに減っていきます。なので後半ガンガン飛んでいくと、食べ物が無くなる区間で大体力尽きます。
また「わんわんパニック」のタイトルが示す通り、犬がたくさん出てきます。犬は三種類、ブルドックとビーグル?、そしてチャウチャウです。
犬は途中に出てくるキャンディーを取ると撃つことが出来る「ガウガウ砲」で倒すことが出来るのですが、チャウチャウはなぜか倒すことが出来ません。犬はアンワンと吠えており、そのわんわんの声が弾となっているので当たるとミスになります。
後半になるとこの犬の数が増えてきます。食べ物がないのと犬の猛攻撃で、自分は7か8ステージあたりで詰みました。
Qちゃんは犬が苦手という設定なので、犬にさわるとミスになるというはわかります。しかし、スズメやカラス、はたまたふうせんや煙まで当たるとミスになるのはこれいかに。
敵が多すぎなのです。
そんな鬼畜設定により、このゲームは挫折したこどもたちが数多く存在するということです。
見た目は可愛らしいんですけどねえ。
この時代、そういうむずかしいゲームはごく当たり前にでていました。クリアする情報がどこにもないので、途中で投げたものも数多いんだとか。