お題:ウツボ
ウツボの話題再び。
ドンキホーテに買い物へ行ってきました。ドンキホーテは店舗によっては店頭に巨大な水槽が飾ってあったりします。
ハロウィンシーズンにはいっただけあり、ハロウィンディスプレイになってます。
暑い夏に見るとちょっとほっとしたりしますが、よく見るとあいつがいる!
どーん!もっと近づいてみましょう。
わーっ!って、意外とかわいいかも?
ニセゴイシウツボという種類なんだそうです。
その名前の通り、碁石のような模様の体が特徴的です。目立つ体の色から、このように観賞用になる事も多いんだとか。
魚に限った話ではないですが、もともといる生物とよく似た姿の生物が発見されると、ニセ○○とか、○○モドキなんていう不名誉な名前が付けられてしまったりします。
ただただ、自分にそっくりな姿をした生き物が先に発見されてしまったという理由で。
しかし、このニセゴイシウツボには、もととなったであろうゴイシウツボという魚はいません。
これはどういうことなんでしょうか。
ゴイシウツボという魚はもともと存在していました。その後ニセゴイシウツボが発見されて名前が付けられたのですが、実はゴイシウツボと呼んでいたウツボは、ニセゴイシウツボが成長した魚であったことが判明したそうです。
つまりゴイシウツボとニセゴイシウツボは、同一の生物であったことが判明したそうです。
さらに学名はニセゴイシウツボの方が先に命名されていました。学名が先についていた方を優先し、和名もそれに合わせたようです。
学名は一度着いたら、例えその後の研究で名前の由来となった特徴や生態に間違いがあったとしても、変更しないのが決まりなんだそうです。
そのために本家がいないのにニセはいるという、おかしな名前になってしまいました。ちょっと気の毒ですね。