お題:熱中症
この猛暑で熱中症が猛威を振るっています。水を飲んだり塩分取れば大丈夫というものでもなく、出来る限り外での活動を取りやめることが大事なんだそうです。仕事など、外で活動をしなければならない場合もありますが。
自分は真夏に外で仕事をしたことがあります。外といってもお店で屋根はあるので直射日光に当たるわけではないのですが、店のカウンターでの仕事でした。
クーラーはなく、外の空気は直接当たります。毎日気温を確認して、雨の日はほっとしたぐらいでした。
働いたのは大人になってからの話で、熱中症という言葉はすでに浸透しており、暑い中我慢しないというのは認識されていたころでした。
しかし自分が子供の頃は、まだ熱中症という言葉はあまり知られてなかったような気がします。日射病というのはありましたが、直接日に当たらなければ大丈夫みたいな認識があったと思います。
最も当時は現在みたいに、40度近い気温になることはそんなになかったですしね。自分が小学校だった頃の気温をさかのぼって調べてみると、7月・8月でも最高は30度前後でした。時々30度をちょっと超えるぐらいです。
もちろん当時でも時々35度ぐらいまでいくこともありましたが、今のように毎日こんな気温ではなく、月に数回35度を超える程度です。
これだけみても、今は暑いということがわかりますね。
そんな環境でしたので、自分が子供の頃は教室にクーラーはありませんでした。あったのは職員室だった気がしますが、あまり覚えてません。
授業中には、下敷きなどで仰いではいけないという命令がよくだされてました。
それも何で仰いでいけないのかよくわかりませんが、授業に集中しろという事だったのかもしれません。
体育の時間も、授業中は水は飲んではだめ、終わってから飲む様にといわれてました。
今そんなことしたら大問題になりそうですが、気温の違いもあってそのようなことになっていたような気がします。さすがに運動後はちゃんと水も飲んで、ポカリスエットのようなスポーツ飲料を持参する事は許されていましたが。
今の先生たちが、あの時代と同じような感覚のままでいるから、熱中症で子供達が倒れてしまうということにもなってしまうのかもしれません。
そういえば小学校の頃、沖縄に遊びに行ったクラスメイトが、真夏の沖縄では走ると危険と言われたとはなしている子がいました。今の日本の夏も、沖縄と同じ亜熱帯気候といえるでしょう。
少し気温が下がるといいのですが、その気配はなさそうですね。しばらくは熱中症の事故が多くなりそうです。