タイプライターを打つ音が好き。
『ほら、ここにも猫』・第162話です。
作成日:2017/01/26
タイプライターで仕事をしている人の邪魔をすることが、ねこの仕事でもあるのです。
パソコンが普及する前、19世紀の終わりから20世紀の中期あたりまで、文章作成などにタイプライターという機械が使われておりました。
タイプライターを打って仕事をする人をタイピストといい、当時主に女性がこの仕事についておりました。
しかし文章の訂正や保存が簡単にできるワープロの登場で、タイプライターは使われなくなり、いまではアンティークとして愛好家が購入する存在となっています。
子供の頃、近所のおうちにタイプライターがあり、さわらせてもらったことがあります。わりとキーが重かったような記憶があるのですが、タイプライターにふれたのはその時だけですね。