戦場にねこを入れてはいけない。
『ほら、ここにも猫』・第148話です。
作成日:2016/12/16
要塞の城壁の上の部分の凹凸がねこにとっては、ジャストフィットなつくりだったのですが、敵の軍政に攻められたので強制的にどかされてしまったようです。
西洋の城というと、この凹凸のある城壁がイメージされますね。
これは城が要塞の機能を備えており、この凹凸の間から様子を見ながら、投石や弓矢で攻撃をし敵からの攻撃から身を隠したりしていたそうです。高い所にこの構造は作られ、その高さを利用して敵に攻撃を仕掛けておりました。
14世紀に入り中国から火薬の技術が伝わると、城は高さよりも厚みを重視した構造となり、壁面に大砲が仕掛けられるようになっていきます。
これとは逆に王族や貴族たちが住む城は、武骨な要塞のつくりとは違いより安全に、優雅で豪華な外見の城を作ったそうです。