猫とおえかきと東京巡り

愛猫の写真とイラスト、時々東京観光も書きます

『ほら、ここにも猫』・第146話「おおかみ座」

若干マイナー星座かも。

 

『ほら、ここにも猫』・第146話です。

 

f:id:nekonekomuseum:20180701220745j:plain

 

作成日:2016/12/12

 

アルカディアの王リュカオンとその息子たちはとても暴力的な性格であり、ねこや人を捕まえて、料理にしてしまおうと企みました。しかしゼウスの雷により、息子たちは雷で撃たれ、リュカオンは狼に変えられてしまったのです。

 

別の話だと赤子を殺して貢物にしたりと、なかなかにえぐい話の多いリュカオン王ですが、おおかみ座はその王が罰として狼に変えられた姿であると言われております。特に名前の付けられた恒星もありませんので、知名度の低い星座であるかもしれません。

 

日本では狼というと、どちらかというとかっこいいイメージが強いかなと思う所があります。

 

しかし西洋での狼は羊を襲う悪者とみなされ、童話でも狼が悪役として登場する事が多いのは、そのためなんだそうです。

 

日本でいう所の、鬼みたいな役割かもしれませんね。鬼は実在するものではないですけど、悪や恐怖が象徴された存在として描かれることが多いです。