猫とおえかきと東京巡り

愛猫の写真とイラスト、時々東京観光も書きます

変身にゃんこ(お花編)

『変身にゃんこのABC・お花編』総集編

お花編ラストのZまで終わりました。最後はこれまでのお花をまとめてもう一度。 今回は民族衣装+お花な組み合わせをメインに描きました。民族衣装というベースがあったので描きやすかったです。 こんな花もあるんだ、と初めて知ったものもありました。

『変身にゃんこのABC・お花編』Zinnia(ヒャクニチソウ)

メキシコ原産で、名前の由来は花が長い期間咲く事から。ヨーロッパに入ってからは品種改良がされ、現在では様々な色の花が存在する。 ラストはメキシコ由来ということでポンチョです。カラフルな模様が特徴的です。

『変身にゃんこのABC・お花編』Ylang-ylang(イランイラン)

フィリピンやインドネシア原産で、名前はタガログ語で花の中の花という意味。 花はフローラルな甘い香りである為、花から香油が作られアロマオイル等に利用される。 インドネシアといえばバリ島。バリ島と言えばダンスですね。

『変身にゃんこのABC・お花編』Xeranthemum(キセランセマム)

南ヨーロッパ原産で属名は乾いた花の意味。名前の通りドライフラワーに使われる。寒さに強く南ドイツあたりまで分布している。 Xは該当の花がない為、属名にしました。英語名はEverlasting flowerですがXeranthemumも使われる事も? スペイン、情熱のフラメ…

『変身にゃんこのABC・お花編』 Water lily(スイレン)

美しい花である為観賞用として世界中に分布している。明治時代までは日本に自生しているものは、ヒツジグサ1種のみであった。 古代から知られた花で、古代ギリシャでは復活と再生の象徴とされた。 古代ギリシャ風。古代から知られた花ってロマンです。

『変身にゃんこのABC・お花編』Vanda(バンダ/ヒスイラン)

東南アジア原産の蘭の一種。暖かい地方に生息し寒さが苦手な種類が多い。 樹木にまとわりついて成長する為、まとわりつくの意味のサンスクリット語「バンダカ」が名前の由来。 南国の花は大きくてダイナミックですね。

『変身にゃんこのABC・お花編』Unicorn flower(ツノゴマ)

インドネシアやニューメキシコ原産で、粘液を出して虫を捕まえる食虫植物。実には2本の突起があり、名前の由来にもなっている。 今回初めて知った植物。実のその形状から、悪魔の爪という別名もあるんだとか。

『変身にゃんこのABC・お花編』Tulips(チューリップ)

トルコ原産で生産地としてはオランダが有名。日本では明治以降に栽培が本格化した。 専用の種類では球根を食用にできるが、普通のチューリップは球根に毒素があるため注意が必要。 トルコ踊り子のような服装にしてみました。

『変身にゃんこのABC・お花編』Sunflower(ヒマワリ)

北アメリカ原産の夏を代表する花。花が太陽を追いかける事が名前の由来であるが、追いかけるのは若い時期だけである。 様々なモチーフにもなっている花。小学生の頃学校で植えて、種まで収穫した記憶があります。

『変身にゃんこのABC・お花編』Rose(バラ)

古代より観賞用として親しまれ、園芸の他にアロマや食用として用いられることもある。日本でも野生のバラが知られ、万葉集でもバラが歌われている。 不可能なものの代名詞となっていた青いバラは、日本で遺伝子操作により実現される(現状では青紫に近い色)

『変身にゃんこのABC・お花編』 Quamoclit(ルコウソウ)

アメリカの熱帯地方原産。日本には江戸時代に入ってきたとされる。育てやすく蔓が伸びるため緑のカーテンとして利用しやすい。 星型の花が可愛らしいルコウソウ。星と言えば宇宙。アメリカといえばNASA。宇宙にはロマンが詰まっています。

『変身にゃんこのABC・お花編』Pansy(パンジー)

19世紀に北欧で野生のスミレを交配して園芸用の花として誕生。その後20世紀に入る頃には、様々な色のパンジーが生み出された。 北欧なので服のモデルはブーナッド。アナ雪でも登場する民族衣装です。

『変身にゃんこのABC・お花編』Oregano(オレガノ)

地中海原産でアジアまで分布しており、古代から利用されていたハーブの1つ。香りが強く、肉の臭みを消したりパスタやスープなどに利用される。 古代ギリシアから使われていたという事で、ギリシア風の民族衣装にしてみました。

『変身にゃんこのABC・お花編』Narcissus(スイセン)

スペインやポルトガルが原産でアジアへ広がり、中国経由で日本へ入ってきた。漢字表記の水仙は中国表記をそのまま日本語読みにしたもの。 葉には毒がありニラに似ている為、誤食し中毒になる事件が度々起こる。

『変身にゃんこのABC・お花編』Morning glory(アサガオ)

アジア原産と考えられており日本へは奈良時代末期、もしくは平安時代に遣唐使により入ってきたと言われている。 江戸時代には朝顔ブームが到来し品種改良され、様々な色や形の朝顔が誕生した。 大抵の人が一度は育てたことのある花。サツマイモと近縁種なの…

『変身にゃんこのABC・お花編』Lotus(ハス)

インド原産の水生植物。食用になる蓮根は根ではなく地下茎である。 泥の中でも清らかな花をつけることから、乱れた世の中から人々を救済する仏教の象徴とされる。 インド原産という事でサリー。布地そのものがオシャレです。

『変身にゃんこのABC・お花編』Kamchatka fritillary(クロユリ)

カムチャッカ半島や北アメリカの北部、日本では中部地方より北の高地に自生する。 見た目と香りが悪臭である為、怖いイメージにされる事も多いが自然界の中では黒い花の植物は珍しく、アイヌでは料理に使われる。 ハエが好むにおいを出す花はいくつかありま…

『変身にゃんこのABC・お花編』Japanese cherry(サクラ)

桜自体は北半球の温暖な地域に自生しているが、日本では文化と結びついており観賞用として品種改良がされてきた、まさに日本を代表する花。 桜の花を見ると、とても暖かで雅な気持ちになる。そんな気持ちになれるのは日本独特なのかもしれません。

『変身にゃんこのABC・お花編』Iris(アヤメ)

山地に自生する花で5月上旬から中旬にかけて乾いた場所に咲く。湿地帯に咲くのはハナショウブもしくはカキツバタである。 様々な色の花を咲かせ虹の様である為、虹の女神イリスから名前が付けられました。

『変身にゃんこのABC・お花編』Hibiscus(ハイビスカス/ブッソウゲ)

原産地不明であるが、中国南部もしくはインド洋諸島という説もある。ハイビスカスとは特定の花の名前ではなく、アオイ目アオイ科の下位分類フヨウ属の花の総称。 南国のイメージなハイビスカス。ハワイ州の花となっているそうです。

『変身にゃんこのABC・お花編』Gentian(リンドウ)

中国読みの竜胆が和名の由来。とても苦みのある植物で、根はかなりの苦みがあるが胃の消化を助ける成分があるため、漢方に使われる。 青紫のイメージが強いですが、白やピンクのリンドウもあります。

『変身にゃんこのABC・お花編』Forget-me-not (ワスレナグサ)

ヨーロッパ原産で日本では明治時代に入ってきたものが野生化している。アラスカ州の州花。 勿忘草の由来はドイツの伝説で、ある騎士が運悪く川に飲まれる時、恋人に「僕を忘れないで」とこの花を恋人に投げて託したという所による。 その名前と由来から、歌…

『変身にゃんこのABC・お花編』Epimedium(イカリソウ)

名前の由来は和船の錨に似ている所から。生息地域は山地や森林等。観賞用に品種改良が盛んにおこなわれている。 猫にセーラー服を着せると、どうしてもあのツッパリ猫達が連想されます。

『変身にゃんこのABC・お花編』Dutchmans pipe cactus(月下美人)

メキシコ原産のサボテン科の植物。名前の通り夜に開花し明け方までにはしぼんでしまう。 英語名のダッチマンはオランダ人の名称のスラングであり、花が垂れる様子が、オランダ人がパイプを吸う姿に似ているからという説も。 昔、祖母が月下美人を咲かせて写…

『変身にゃんこのABC・お花編』Chrysanthemum(キク)

平安時代に中国から入ってきたとされており、日本で観賞用として発展した和菊と、ヨーロッパで改良された洋菊とがある。 鎌倉時代に後鳥羽天皇が刀に菊の紋を彫らせた事が、天皇家の菊の紋の始まりと言われている。

『変身にゃんこのABC・お花編』Baby’s breath(カスミソウ)

ウクライナ、イラン北部などが原産。和名はカスミソウが沢山咲いているのを遠くから見ると、霞のように見えるところから。 学名のGypsophilaの名前で呼ばれることもある。

変身にゃんこのABC・お花編』Anemone(アネモネ/ボタンイチゲ)

地中海原産。古代ギリシア語の風を意味するアネモスが語源で、その名の通り種は風に乗せて運ばれる。 ギリシャ神話にも登場し、古代より人々に親しまれていた花。

「変身にゃんこのABC・お花編」

ABC順に様々な衣装に着替える猫さん、4回目のスタートです。 かわいい猫さんのコスプレ姿をお楽しみください。 今回は春に相応しいお花編。花の妖精のような猫さんが様々な服を着て春を楽しみます。 英語表記も色々あり、辞書などで調べながら描いてます…